リップバームの正しい使い方とは
リップバームとは唇に塗る軟膏剤のことで、固形のリップクリームよりも柔らかいテクスチャーのため、唇にのせると溶けるように馴染んで保湿してくれるケアアイテムです。
柔らかいためチューブやジャータイプの容器に入っているものが多く、英語表記はLipbalmでbalmは香油を意味します。
原材料は蜜蝋やワセリンやラノリン、メントールやショウノウやビタミン、ミョウバンやサリチル酸やアスピリン、ココアバターやアロエベラなど植物由来のオイルや美容成分が多く含まれているものが多いです。
ローヤルゼリーエキスやグリチルレチン酸ステアリル、保湿力の高いカレンデュラやコメヌカ油、チアシードオイルやトウキンセンカ花エキスなどが配合されたものもあります。
近年はセラミドや消炎剤が配合されたものもあり、唇の荒れやひび割れを防ぐ効果が期待できるリップバームも人気です。
リップバームは冷えると固くなりやすいため、使う前に容器を手のひらでおおったりして、温めてから使うとテクスチャーがよく伸びます。
唇のシワや繊維は縦方向に伸びているため、それに沿って上下に塗るのが正しい塗り方です。
Lipbalmでマッサージしたり、塗ってから唇にラップをすれば、リップパックとしても使えます。
口紅などのリップメイクの下地として使ったり、逆に口紅を塗った後仕上げに塗ってグロスのように使ったり、仕上がりをよくするために使われることもあり用途は多彩です。